はじめに
こんにちは、新潟大学1年の一流の一般人です。
皆さんには趣味や熱中しているもの、お有りだろうか。
私は、「趣味なんなの?」、「何が好きなの?」と聞かれると
とても困ってしまう。
ゲームや音楽、YouTube、歴史や政治。
どれも中途半端な興味と知識しかなく、
「これが趣味です!!」と、他人に胸を張って公言できるものがない。
もしくは言う自信がない。
確固たる将来像もないのだが、
”表現”する仕事や”発信”する仕事に携わりたいと、漠然と考えている。
音楽や小説、記事、映像といった、創造を届けられる行為に対して、
自分は関心があるのだろうと思う。
今回は表現に関わる話を音楽を通して記事にしていきたいのだが、
そのきっかけと本題は、こちらの動画にある。
人と違う人生でも、自分を信じろ
メンバー限定配信の様子を切り抜いた動画。
20歳の一般男性の方の話を山口さんが聞くという場面なのだが、
男性の方のお話と山口さんの音楽とその活動に関する考えが
無性に興味深い。
この先、動画内容のネタバレを含みます。初見で聞きたい方は動画を視聴ください。
■男性の出来事
男性の体験談は以下の通りだ。
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男性は中学3年生のとき、アメリカ人の開くキャンプに参加。
そこで歌を歌い、会場は大盛り上がり。
「俺のいる場所はここかもしれない!」と直感した男性はスイスへ。
現地で出会った日本人とバンドを組み、練習に励んだ。
しかしコロナが流行し、男性は日本に帰らざるを得なくなった。
その上、スイスで一緒にバンドをしていた親友は事故で亡くなったという。
日本に帰り、周りの高校生が”普通の生活”を送っている様子を見て、
悲しさを感じた。
この頃にはまったバンドがサカナクション。
昼夜逆転していた彼の生活にサカナクションの楽曲はよくマッチしていたという。
自分を味方してくれるのは月だけ。
サカナクションはその気持ちを代弁・共感してくれた。
自分はどのように生きていけば良いのか考えた男性は、
1年間バイトと勉強をし、大学へ入学。
大学に通いながらも音楽に関わる仕事をしたいと考えていた男性は、
ブルーノート東京(東京にあるジャズ・クラブ)に応募。
しかしそこでは、バンド演奏を間近に聴きいることができる一方で、
「自分は眺めているだけで何もしていないな。」と感じた男性は
ブルーノート東京を辞めた。
お金を貯めようと考え歌舞伎町のホストに。
これも、向いてないと感じ辞めた。
また、試験の日に寝坊したことを機に、大学をも辞めた。
男性曰く、「『面白いな、』と思ってしまった。」と言う。
日々がこんなにも普通に続いていくのに、大事な日に寝坊しただけで
それが一変してしまうことに対して。
大学を辞めたのが(動画の時点から)1ヶ月前のことで、現在(動画時点で)20歳。
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これを聞き私(筆者)はまず、男性の行動力に大変衝撃を覚えた。
中学3年生で、音楽をしに海外へ行くこと。
そのきっかけとなる「アメリカ人の開くキャンプに参加」に対して、
早くも感嘆符と疑問符が浮かぶ。
その後の、一念発起して勉強し大学を受験したこと、
クラブで働くこと、ホストとして働くこと、それらや大学を辞めること。
20歳までの人生があまりに濃密。
注目すべき点は、これら全てが自らの能動的な行動によるものだと言うこと。
誰に勧められてではなく、自らが思い、決断・実行していること。
私(筆者)も来年20歳になるが、
男性のように濃密な人生を自分自身にさせてあげられていない。
男性がホスト時代に店でかけたと言う「サカナクション/セントレイ」。
めちゃくちゃ怒られたそう。
■音楽をすること・表現すること
山口さんは男性に音楽をすることを勧めるのだが、
男性は歌詞がうまく書けないと言う。
理由は「日によって気持ちが変わってしまうから。」
わかる。ものすごくわかる。
山口さんは、「それでも書き留めていけばいい。」と。
対して男性は、書き留めていったのだが、ある日ノートを開き、
「自分、気持ち悪いな。」と思ってしまったという。
私も自分が書いた文章を読み返すのがものすごく嫌であるため、これにも共感した。
しかし山口さんは「それはまだまだ入り口だぞ!」と言う。
「お前の中で何かが爆発しそうだろ!?」と男性に問いかけ、
山口さんは終始、音楽活動に対して自信なさげな男性を励ましていた。
また、動画の中でとても印象に残ったやり取りが、
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山口さん
「お前の今までの人生は狂ってる。ぶっ飛んでいる。
ほかにそんなやつはいねえが、それは間違っていない。
間違っているって言われるのが社会なんだ。
だから俺も音楽をやっている。お前のおかげで思い出したわ。
そうだよな。
(自分にも相手にも向けたように聞こえる→)”自分”間違ってないんだよな。」
男性
「最近、人が怖い。最近は外に出たくない。周りは家族を作って幸せそうだが、
自分は(社会の中から)消えて行っているようで、友達もできず、
みんなには『(お前は)変人でダメだな』と(言われる)。」
山口さん
「そういう気持ちは25,6までだ。
それまでどう生きていたかが、その先の自分を決める。」
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その後も男性に音楽を勧める山口さんは
「言葉が一番宇宙に近いぞ。」と言う。
「言葉が一番頭にあるものを具体的に表現できるぞ。」と。
ここで、はじめの表現と発信の話に戻るが、
表現の最高の媒体は言葉である。
私は先日、以下の記事を投稿した。
短歌を生成画像に落とし込むという、はてなブログ公式の企画。
私は記事を書く中で、自分が短歌をどのように解釈したかどうかを大切にした。
それは言葉で表現された短歌を、
再度言葉という媒体で新たに自分のなかにて再構築する作業であった。
動画を見て、
山口さんの言う「言葉が宇宙に一番近いぞ」という粋な言葉がぐっと刺さった。
私が短歌を理解する・画像をつくる、
ミュージシャンが作曲する、画家が絵を描く、動画クリエイターが動画を作る、
アスリートがトレーニングをする、シェフが料理を作る、
これらの過程には必ず言葉を介した理解・思考・実行があるのだ。
人間が宇宙(世界)に触れるとき、そこには必ず言葉がある。
まとめ
動画を視聴して、人間の行動力の可能性に驚かされ、
音楽・表現活動にさらなる憧れを持ち、言葉に対する興味も一層深まった。
また、動画では「通常のレールからドロップアウトし、自分でレールを引いている」として
山口さんが男性の人生をかっこいいと総括していたが、
対して私はとても中途半端である。
やる気の出ない受験勉強。
(周りと比較して)全く勉強しなかったが、一応は受験をし、今大学へ通っている。
努力を続ける力は無く、周りとは異なる道を行くチャレンジ精神も無かった。
にも関わらず、私は心のどこかしらで「『特別』でありたい。」と思っている。
その手段が”表現”や”発信”。
特別になるためには2通りのパターンがあると思う。
「特別なことをすること」と、「”当たり前”を特別なくらいに積み重ねること」だ。
しかし、私はどちらもせず、薄っぺらい”当たり前”を繰り返している。
努力、行動力、継続力の先にある表現や、胸を張れる人生。
””自分の思うことを表現するという行為””を趣味と言えるような人生にするための、
そのような大学生活を歩みたいと思った。
「自分が思ったものを作ることを続けてみろよ。」山口一郎(動画内にて)
追記
サカナクションと山口一郎さんがとても好きになった。
ずっと前から、サカナクションの楽曲は好きで、よく聞いていたのだが、
一層はまってしまった。
ライブ行きたい!。
サカナクションさんに関する記事を、いずれまた書こうと思う。
では。
過去記事
最後までお読みいただきありがとうございました!
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